最近読んだ本
最近読んだ本をちょっと紹介します。
半年前くらいから友人のmongoさんと本の貸し借りをしていて
ここ1ヶ月くらいはその本をメインに読んでいました。
幼稚園のときにピーターラビットの絵本を
親に初めて買ってもらったことが嬉しかったことや
塾の先生をしていた叔父さんがプレゼントしてくれた百科事典の
挿絵がとてもキレイだったことや
小学2年生のときに教室の隣が図書室だったことで
本を読むのが好きになって以来
読書は一番長く続いている趣味かも。
でも、今まで頻繁に本を貸し借りしあう友人がいなかったので
この新しい習慣(?)をとても楽しんでいます◎!
自分からは買わないだろうなーと思う本を貸してもらったら
とてもおもしろかったり、
私がおもしろかったなーと思っている本や
イマイチ共感できなかったなーと思っていた本も
友人のフィルターを通して新しい一面を見つけることができたり
貸してもらう本を読むと、その人らしいなと思うところがあり
mongoさんと本は人格の形成に関係しているんだねーと話しました。
おもしろかったという感想が聞けたときは
じゃぁ、あの本もきっと好きかな?
次はあれを貸してみようかな?
と、昔読んだ本をひっぱり出してきて
読み返すと、以前とはちがった印象を得ることもあります。
この前会ったときにはmurmur magazineを借りました。
今、興味深く読んでいるところです。
* * * * *
さて、本題w
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/04/05
- メディア: 文庫
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- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/10/28
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- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/02/27
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- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/25
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- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 武田邦彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/09/29
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- 作者: フランソワーズサガン,Francoise Sagan,河野万里子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/12/20
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- 作者: フランソワーズサガン,Francoise Sagan,朝吹登水子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1961/05/12
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感想などをメモ程度に。。。
●遠い太鼓/村上春樹
約3年間ギリシャ・イタリアを中心に長い旅に出た作者の旅行記のようなもの。
この本は何度か読み返しているのですが、読む度にどこかへ旅行したくなります。
旅の最中でなにか予期せぬトラブルがあったり、不毛なことがあっても
まぁ、悪いものじゃなかったなって思わせてくれます。
シニカルだったり観察力や想像力や発想力豊かな
春樹独特の文章で愚痴が多いのがおもしろいw
●アニマルロジック/山田詠美
主人公ヤスミンの自由さと気高さが羨ましく、長編だけどスラスラ読めました◎
「自由に生きる」ということの意味を考えさせられる作品。
●学問/山田詠美
仁美、心太、無量、千穂の成長の軌跡を辿りつつ
各章のはじめにそれぞれの弔文が載せられていることで
その後の4人の人生に思いを馳せることもできるのが巧い構成になっているなーと思いました。
ちょっと前に伊集院さんがラジオで、自転車で静岡に行ったら
「…だら〜」という方言で話す人と会ったという話をしていたのですが
この本を読んで「ここか!!!」とちょっとビックリwww
●スティーブ・ジョブズ I・II/ウォルター・アイザックソン
すごくおもしろかったです!
長所も短所も素直に描かれていて、スティーブ・ジョブズという人間の様々な面が垣間見えた気がします。
ビートルズが全盛期だった頃と同じ時代を生きていた人がそのことを嬉しく思うように
私もこんなすごい人と少しでも同じ時代を生きて、生み出すものにワクワクできたことは
本当に素晴らしいことだったんだなーと改めて思いました。
●2015年放射能クライシス/武田 邦彦
文章が簡潔でとてもわかりやすく、危険を無駄に煽るのではなく
正しい最低限の知識やシュミレーションが掲載されていて
ストンと胸に落ちました。
これからの日本がどうなっていくのか。。。
●悲しみよこんにちは/フランソワーズ・サガン
中学生か高校生の頃に朝吹さん訳の方を読んで
ひねくれ言い回しがフランスっぽいなーと思っていた記憶。
ちょっと前に出た河野さん訳はとても読みやすかったです。
アンヌのドレスの色が前は「ねずみ色」となっていて
そんなドレスでよく魅力的に見えたものだなーと思っていたのですがw
新訳では「シルバーグレー」になっていて納得しました◎
●ブラームスはお好き/フランソワーズ・サガン
悲しみよこんにちはでの瑞々しさを読んだ後に再読して
40歳を目前にした女性の心理描写がリアルでうまいなーと思いました。
「いいかげんな理由で幸福になるよりも、
正当な理由で不幸になっていたほうが、まだましだった。」
という一文がとても印象的でした。