夏の課題図書。

ちょっと前に友達のmongoさんから借りた本。
一昨日、読み終えたので
忘れないうちに感想を書いておこう。

＊　＊　＊　＊　＊

マンハッタン、9月11日―生還者たちの証言

9.11、あの日。
WTCの生存者やマンハッタンにいた人の
証言を集めた本。オーラルヒストリー。

もう11年経つと思うと、月日の経つ早さに驚きます。。。
私は高校生で、西川貴教のオールナイトニッポンを聞きながら
次の日の英語・リーディングの予習をしていました。
台風が来ていて（関東は去ったとこだったかな？）
陸上部だったので、明日の部活は外でできるのかなー？
体育館だと筋トレがメインになるから嫌だなー。
とか考えていた記憶があります。
ラジオでも、台風で飛行機が揺れて大変だったとか話していたような。。。

ラジオの途中で急にニュースが入ってきて
アナウンサーが「今までこんなニュース、聞いたこともないのですが…」
と、ニュースを読み上げたのを聞き
すぐに居間のテレビをつけて
2機目がビルに突っ込むのを見ました。
「何？コレ？映画の撮影みたいだけど…」
と、母に聞きましたが
母も「よくわからない」と答え
2人でテレビを見つめていました。
父が次の日からアメリカ出張の予定でしたが
「出張がなくなった」と、
言いながら帰ってきたのを覚えています。

当時、ニュースで映像を見ただけでも衝撃を受けたのですが
個人の体験を知ることができて
ニュースだけでは伝わってこなかった
“恐怖”“死”“奇跡”などなど…
様々なものを感じとることができました。

ニューヨークのグラウンド・ゼロにも
いつか行ってみたいな。

生きていく力。

“食”を大切にしていることは
前になにかで聞いたことがあったのですが
食だけではなく、いろいろとストイックなところとか
キレイな人は努力してるなーと感心しました。
Amazonの評価は散々な感じでしたが…w
粗塩や日本酒を入れた湯船にゆっくり浸かり、汗をかく
など、試してみたいと思いました◎

未来国家ブータン

知り合いにブータンの生物資源調査を頼まれた著者が
ブータンの薬草や人々の様子
ついでにイエティ（雪男）の調査をするというルポ。

ブータンについての予備知識は、10年前くらいに読んだ
伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』に出てくる
ドルジというブータン人の青年から得た知識と
ちょっと前に国王夫妻が来日して
「世界で一番幸せな国」というフレーズを
聞いたくらいでした。

ユーモア溢れる文体で、どんどん読み進めたくなってしまいました◎
自然の美しさ、人々の生活、民間伝承などなど…
想像しただけでも「世界で一番幸せな国」
というのが伝わってきました。
すごくおもしろかったです◎

＊　＊　＊　＊　＊

その他、再読したものもあるのですが…
ちょっと前〜最近読んだ本をメモ程度に。。。

小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから

【厳選】村上レシピ (青春文庫)

ラッセル幸福論 (岩波文庫)

アラン『幸福論』　2011年11月 (１００分 ｄｅ 名著)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

動物農場 (角川文庫)

すばらしい新世界 (講談社文庫)

真理先生 (新潮文庫)

お目出たき人 (新潮文庫)